平成30年度科研費(平成29年9月公募)を申請する会員の皆様へ

 科研費の制度改革により,平成30年度科研費から申請・審査システムが抜本的に見直され,申請方法や審査方式の変更,審査区分表の変更などが行われました.従来の研究計画調書も新しい様式に変わりました.なかでも,新しく設定された審査区分は重要と思われますので,ここに周知いたします.
  審査区分は,小区分,中区分,大区分の3つの区分からなります.小区分は審査区分の基本単位であり,「基盤研究(B,C)(応募区分「一般」)」及び「若手研究」の審査区分です.中区分は,「基盤研究(A)(応募区分「一般」)」及び「挑戦的研究(開拓・萌芽)」の審査区分です.大区分は,「基盤研究(S)」の審査区分です.小区分,中区分,大区分での審査において研究の多様性に柔軟に対応するため,小区分では「○○関連」,中区分では「○○およびその関連分野」,大区分は記号で表記されています.応募者は申請にふさわしい区分を審査区分表から選択することになります.
 審査区分の基本単位である小区分において,「地理」の名称のつくものには,「04010地理学関連」と「04020人文地理学関連」が存在します.いずれも,大区分Aのなかの「中区分4:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野」に属しています.内容の例として,「04010地理学関連」では,地理学一般,土地利用,景観,環境システム,地形学,気候学,水文学,地図学,地理情報システム,地域計画,などが挙げられています.一方,「04020人文地理学関連」では,人文地理学一般,経済地理学,社会地理学,政治地理学,文化地理学,都市地理学,農村地理学,歴史地理学,地誌学,地理教育,などが挙げられています.
 総計306の小区分のなかには,「地理」の名称はついておりませんが,中区分17(大区分B)の中の小区分をはじめ,地理学に関係の深いものも存在します.
 会員の皆様におかれましては,「審査区分表」(https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/03_keikaku/data/h30/h30_beppyo2-1.pdf )を精査され,応募研究課題に照らし最も相応しい区分を選択ください.
 
 平成30年度科研費(平成29年9月公募)に関する情報は,日本学術振興会のホームページで公開されております.ご覧いただき,積極的にご応募くださるようお願い申し上げます.
 
平成29年9月23日
日本地理学会理事会

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  • 投稿日:2017年09月26日