学会賞:優秀論文部門 - 日本地理学会

日本地理学会賞(優秀論文部門)歴代受賞者

日本地理学会賞(優秀論文部門)は,当該年度の8月までの過去1ヵ年の期間に日本地理学会が刊行した学会誌(地理学評論およびGeographical Review of Japan Series B)に掲載された総合的に優れた論文の執筆者(会員)を対象としています.

2023(令和5)年度

該当なし

2022(令和4)年度

吉沢 直(筑波大・院)

「長野県白馬村のスキーリゾートにおけるホスト化した外国人の役割─リゾート発展プロセスにおけるアクターの変遷に着目して」地理学評論,第95巻第1号

2021(令和3)年度

佐藤廉也(大阪大)

「森の知識は生涯を通じていかに獲得されるのか――エチオピア南西部の焼畑民における植物知識の性・年齢差――」地理学評論,第93巻第5号

2020(令和2)年度

小泉佑介(上智大学アジア文化研究所)

「インドネシア・リアウ州における移住者のアブラヤシ個人農園経営を通じた社会階層の上昇移動」地理学評論,第92巻第6号

2019(令和元)年度

芝田篤紀(京都大・院)

「ナミビア北東部ブワブワタ国立公園における住民の生業活動と植生の関係」地理学評論,第91巻第5号

2018(平成30)年度

福井幸太郎(富山県立山カルデラ砂防博物館)

「飛騨山脈で新たに見出された現存氷河とその特性」地理学評論,第91巻第1号

池田真利子(日本学術振興会特別研究院PD)

「ジェントリフィケーションの過程からみた文化・消費の役割──旧西ベルリン市ノイケルン区ロイター街区を事例として──」地理学評論,第91巻第4号

2017(平成29)年度

寺床幸雄(立命館大)

「社会関係資本からみた長崎県長与町における果樹栽培の変容」地理学評論,第89巻第5号

2016(平成28)年度

伊藤千尋(横浜市立大)

「滋賀県高島市朽木における行商利用の変遷と現代的意義」地理学評論,第88巻第5号

田中雅大(首都大学東京・院)

「地理空間情報を活用した視覚障害者の外出を『可能にする空間』の創出――ボランタリー組織による地図作製活動を事例に――」地理学評論,第88巻第5号

2015(平成27)年度

中澤高志(明治大)

「高度成長期の地方織物産地における「集団就職」の導入とその経緯―福井県勝山市の事例から―」地理学評論,第88巻第1号

2014(平成26)年度

稲垣 稜(奈良大)

「大都市圏郊外における中心都市への通勤者数減少の要因に関する考察―1990年代後半以降の奈良県生駒市を中心に―」地理学評論,第87巻第1号

2013(平成25)年度

原口 剛(大阪市立大)

「地名をめぐる場所の政治―1970年代と2000年代の「釜ヶ崎」を事例として―」地理学評論,第85巻第5号

2012(平成24)年度

梶田 真(東京大)

「イギリス地理学における政策論的(再)転回をめぐる議論」地理学評論,第85巻第4号

根元裕樹(首都大学東京)・中山大地(首都大学東京)・松山 洋(首都大学東京)

「洪水氾濫シミュレーションを用いた信玄堤の治水能力の再評価―御勅使川沿いの治水施設群に着目して―」地理学評論,第84巻第6号

2011(平成23)年度

山口哲由(京都大)

「移動牧畜が放牧地に及ぼす負荷の分布状況―中国雲南省北西部のチベット族村落の事例―」地理学評論,第84巻第3号

2010(平成22)年度

西野寿章(高崎済経済大)

Regional policies for sustainable development of mountain villages in Japan. Geographical Review of Japan Series B 第82巻2号