2017年秋季学術大会: お知らせ(第3報)(9.巡検に第3班を追加しました)

 2017年度の日本地理学会秋季学術大会を下記の通り三重大学において開催します.
 
1. 日 程 
 9月29日(金)シンポジウム,一般発表,懇親会
 9月30日(土)シンポジウム,一般発表,公開講座,研究グループ集会
 10月1日(日)巡検
  代議員会は9月28日(木)午後もしくは29日(金)午前中に開催の予定です.
 
2. 会 場 
 三重大学(〒514-8507 津市栗真町屋町1577)
 
3. 連絡先
 中川 正(人文学部文化学科)e-mail: nkgw@human.mie-u.ac.jp
 
4.一般発表の形式と方法
 一般発表には,①口頭発表と②ポスター発表があります.発表者(連名発表の場合は第1発表者および口頭発表者)は日本地理学会の会員に限ります.
 ①口頭発表は1人につき1題とします.ただし,ポスター発表やシンポジウム発表との重複,本人が口頭発表や説明を行わない連名発表との重複はかまいません.口頭発表は発表時間15分,質疑応答4分です.発表に際してプロジェクターは使用できますが,OHPは使用できません.会場での資料配布は御遠慮下さい.プロジェクターをお使いになる場合,Windows版のPowerPoint 2010で正常に表示されることを確認したファイルをUSBフラッシュメモリに保存して御持参下さい.なお,事前に各自で必ずウイルスチェックを行って下さい.フロッピーディスクの使用はできません.
 ②ポスター発表は1人につき1題とします.ただし,口頭発表とシンポジウム発表との重複,本人が口頭発表や説明を行わない連名発表との重複はかまいません.ポスター発表は展示場所と1時間程度の質疑応答の時間帯を指定しますので,この間に展示の場所で20分以上の口頭説明を行って下さい.ポスターの標準的な大きさは幅90cm×高さ180cm×1枚です.発表スペースに制約がありますので,御要望に添えないこともあります.会場での資料等の配布は自由です.
 
5.一般発表の申し込み
 一般発表は本会ホームページからの発表登録(登録機関:2017年7月12日(水)正午~26日(水)正午)をすませた上で,発表要旨集版下原稿のPDFファイル版下電子送付,もしくは郵送の受付をもって申し込みとします.登録締切・PDFファイル版下送付は7月26日(水)正午,郵送での発表要旨集版下原稿の受付締め切りは7月26日(水)必着です.登録の方法や版下原稿の作成要領,申し込みの手続等については,日本地理学会ホームページの「2017年秋季学術大会発表予定者へのお知らせ」を参照下さい.なお,登録最終日は混み合いますので,余裕をもって登録下さい.
 一般発表では,関連する複数の発表を連続する時間帯(口頭発表)あるいは場所(ポスター発表)にまとめることができます(グループ発表).グループ発表を希望する場合は,その責任者が発表者名と演目を発表順に記したリストを,7月26日(水)までに集会専門委員会までお送り下さい(e-mail可).また,シンポジウムの発表についても,責任者が同様のリストあるいはプログラムを,上記期日までにお送り下さい.
なお,プログラムは会場の環境,発表分野,シンポジウムの数等を勘案しつつ編成するため,毎回困難を極めています.そのため,個人的な発表日時の要望等は一切受け入れられません.また,締切り期日や要旨執筆体裁等規定を厳守して下さい.
 
6.研究グループの会場申し込み
 研究グループの集会は,9月30日(土)13時~17時の間に設定します.会場を用意しますので,開催を希望するグループは,①研究グループ名,②責任者氏名・連絡先,③開催希望時間(13時~15時もしくは15時~17時の各2時間以内とさせていただきます),④参加見込み人数を文書(書式自由,e-mailも可)で,7月26日(水)までに,学会事務局気付で集会専門委員会宛に申し込んで下さい.会場に限りがありますので,御希望に添えない場合もあります.なお,会場校では研究グループの発表に関わる準備は行いませんので,御了承下さい.
 
7.公開講座
 公開講座1)地理教育公開講座「『地理総合』と国際理解・国際協力」(9月30日)
 公開講座2)GIS講習会「地理必修化に向けたGIS教材作成講座」(9月30日)
 
8.大会・懇親会の参加費
 大会参加費は正会員2,000円,正会員(学生会員)1,500円,一般(非会員)2,500円です.非会員で学生の方は2,000円,また,高校生以下は無料です.懇親会費は5,000円(院生・学生3,000円)です.
 
9.巡検の内容,参加申し込み,参加費
 
第1班「「四日市公害と環境未来館」
 
趣 旨
 1959年に日本初の石油化学コンビナートとして建設され,1963年の第2コンビナート,1972年の第3コンビナートの建設からなる四日市コンビナートは,日本の高度経済時代を支える一方で,大気汚染による四日市ぜんそく(四日市公害)によって,人間を含む生態系へ甚大な被害をもたらした. 
 2000年に三重大学の地理学関係の教員,三重県および四日市市の行政,四日市公害裁判の原告側および企業,国際環境技術移転センタ−の関係者など,産官学民の連携による「四日市学」が確立され,2004年に三重大学の共通教育(教養教育)での「四日市公害から学ぶ四日市学」が開講され,今日に至っている.その間,四日市公害関連の5冊の書籍が発刊され,約3000名の学生が受講する成果を上げる事ができた.2017年は,四日市公害訴訟判決45周年となる記念すべき年であることから,2017年日本地理学会秋季学術大会が三重大学で開催されることを好機として捉え,四日市公害関連の巡検を企画した.四日市公害と環境未来館にて,四日市公害と環境未来館の館長,職員からの説明,四日市公害の語り部との交流を行う.
 
集 合
 10月1日(日)9時25分 四日市公害と環境未来館 江戸橋駅・津駅からは近鉄が便利;急行約30分,490円(片道),近鉄四日市駅から徒歩約3~5分)
 
解 散
 10月1日(日)12時 四日市公害と環境未来館 四日市公害と環境未来館の閉館(17時)までに自由見学可能.
*四日市公害と環境未来館HP参照.
 
募集人員 
 希望者全員
 
参加費
 無料
 
申込締切り
 9月1日(金)
 
参加申込み・問合せ先
 参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,会員・非会員の有無を記入し,メールにて,下記まで申し込んで下さい.
 朴 恵淑(三重大学人文学部)e-mail:park@human.mie-u.ac.jp
 
 
第2班「中勢地域の山間部産業とその景観」
 
趣 旨
 三重県周辺地域は森林資源に恵まれており,中でも松阪市は日本でも有数の木材加工業の集積地域である.近年,先進的な木材総合流通加工基地として,日本初の国産材コンビナートであるウッドピア松阪が整備されている.また,三重県内では,未利用間伐材をエネルギーとして利活用する木質バイオマス発電の展開も進められており,ここ数年で複数の発電所の着工と稼動が始まっている.その一方で,津市美杉地域のような林業や森林セラピーを利用した地域活性化に積極的な取り組みを行っているところもある.さらに,三重県中勢地域では,林業に加えて茶業も伝統的に盛んであり,松阪市飯南町の櫛田川に沿った谷斜面では耕地の約4割に茶が栽培される県内でも有数の生産地である.そこでは,茶業の経営安定化にむけた取り組みが進められており,栽培・加工・小売・喫茶まで一体となった協同経営が行われている.
 この巡検では,中央構造線に沿った松阪・津の中勢地域の山間部における伝統産業である林業,茶業のこれまでと現在の状況と,最近発達してきた林業経営,木質バイオマス利用(発電)について学習し,意見交換をする.
 
集 合 
 10月1日(日)9時00分 JR・近鉄 松阪駅西口
 
解 散
 10月1日(日)17時00分 JR・近鉄 津駅
 
コース
 松阪駅―ウッドピア松阪協同組合 国産材コンビナート 木質バイオマス利用―松阪木質バイオマス発電所 バイオマス発電―深緑茶房 茶の生産・加工・小売・喫茶―リバーサイド茶倉 中央構造線境界(昼食)―道の駅美杉 美杉地域の林業(三浦林商)―(徒歩)―北畠氏館跡庭園 中世庭園の見学―津駅
 
案内者
 飯島慈裕(三重大),坂本竜彦(三重大),桐村 喬(皇學館大)
 
募集人員
 20名
 
参加費
 5,000円(バス代,ガイド料,施設入場料,保険代を含む)
 
その他
 この巡検は,バスでの移動のほか徒歩での移動もありますので,歩きやすい服装で御参加下さい.
 
申込締切り 
 9月1日(金)17時まで
 なお,募集人員に達し次第,巡検参加の受付を締め切らせていただきますので,御了承のほど,よろしくお願いいたします.
 
参加申し込み・問合せ先
 参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,所属,会員・非会員の別 を明記し,メールにて,下記あて先までお送りください.先着順に受け付けます.
 飯島慈裕(三重大) e-mail: yiijima (at) bio.mie-u.ac.jp  (at)を@に変更
 
 
第3班「志摩地域の自然・観光・海女文化」
 
趣旨
 三重県の南東部に位置する志摩地域(行政上は鳥羽市と志摩市)は、風光明媚な観光地として知られ、全域が伊勢志摩国立公園に含まれている。昨年には先進国首脳会議(サミット)が開催され、その知名度が上昇した。今回の巡検では、著名なリアス式海岸等、志摩地域独特の自然条件を把握する。そして、地域の自然を活かしたこれまでの観光開発の様相を観察する。また当地域は、日本一海女が多い地域である。海女文化をはじめとした豊かな海の文化も学ぶこととする。
 
集合
 10月1日(日)8時30分 津駅西口広場
 
解散
 10月1日(日)16時00分 鳥羽駅
          17時30分 津駅西口広場
 
コース(一部変更があり得ます):
 津駅西口―志摩市・横山展望台―賢島・サミット資料館「サミエール」―(昼食)―志摩スペイン村(車窓より観察)-相差・海女文化資料館―パールロード・鳥羽展望台―海の博物館-鳥羽駅で1次解散―津駅西口
 
地形図
 5万分の1地形図「鳥羽」「波切」
 
案内者
 目崎茂和(三重大・名誉教授),中川 正(三重大),安食和宏(三重大)
 
募集人員
 20名
 
参加費
 6,000円 (バス代、昼食代、入館料を含む)
 
申込締切り
 9月15日(金)
 
参加申し込み・問合せ先:
 参加者氏名,住所,電話番号,メールアドレス,所属,会員・非会員の別を明記し,メールにて,下記あて先までお送り下さい.先着順に受け付けます.
 安食和宏(三重大) e-mail: ajiki@human.mie-u.ac.jp

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  • カテゴリー:学会情報
  • 投稿日:2017年08月27日