学会賞:優秀著作部門 - 日本地理学会

日本地理学会賞(優秀著作部門)歴代受賞者

日本地理学会賞(優秀著作部門)は,当該年度の3月までの過去3ヵ年の期間に公刊された地理学関係の学術図書・学術論文の執筆者(会員・非会員)を対象としています.

2022(令和4)年度

松宮邑子(埼玉大)

『都市に暮らすモンゴル人 ウランバートル・ゲル地区にみる住まい空間』(明石書店、2021年)

2021(令和3)年度

菅野 拓(大阪市立大)

『つながりが生み出すイノベーション:サードセクターと創発する地域』(ナカニシヤ出版、2020年)

2020(令和2)年度

熊谷圭知(お茶の水女子大)

『パプアニューギニアの「場所」の物語:動態地誌とフィールドワーク』(九州大学出版会、2019 年)

2019(令和元)年度

本岡拓哉(立正大)

『「不法」なる空間にいきる:占拠と立ち退きをめぐる戦後都市史』(大月書店,2019年)

2018(平成30)年度

加藤和暢(釧路公立大)

『経済地理学再考――経済循環の「空間的組織化」論による統合――』 (ミネルヴァ書房,2018年)

2017(平成29)年度

石川義孝(京都大)

“International migrants in Japan: Contributions in an Era of Population Decline” (京都大学出版会,2015年)

2016(平成28)年度

伊藤千尋(横浜市立大)

『都市と農村を架ける―ザンビア農村社会の変容と人びとの流動性』(新泉社,2015年)

2015(平成27)年度

遠藤邦彦(日本大学名誉教授)

『日本の沖積層―未来と過去を結ぶ最新の地層―』(冨山房インターナショナル,2015年)

2014(平成26)年度

水野一晴(京都大)

『神秘の大地、アルナチャル―アッサム ・ヒマラヤの自然とチベット人の社会』 (昭和堂、2012年)

2013(平成25)年度

平岡昭利(下関市立大)

『アホウドリと「帝国」日本の拡大  南洋の島々への進出から侵略へ』 (明石書店、2012年)

2012(平成24)年度

荒又美陽(恵泉女学園大)

『パリ神話と都市景観』 (明石書店、2011年)

守屋以智雄(金沢大学名誉教授)

『世界の火山地形』 (東京大学出版会、2012年)

2011(平成23)年度

岩田修二(東京都立大学名誉教授)

『氷河地形学』 (東京大学出版会、2011年)

2010(平成22)年度

佐野静代(同志社大)

『中近世の村落と水辺の環境史― 景観・生業・資源管理―』 (吉川弘文館、2008年)