(14)中国地理研究グループ - 日本地理学会

2009年度活動報告


代表者  秋山 元秀
 

2009年度、本グループでは、大会時の集会をもつことはできなかったが、グループメンバー相互の情報交換を活発にするために、メーリングリスト(chinageo)による情報提供、意見交換に心がけた。その結果、中国を訪問し調査活動を行っているメンバーから、中国各地や大学・研究機関についての最新の情報が寄せられ、グループで共有することができた。当初は、情報を提供するメンバーは限られていたが、現在は多数のメンバーが自ら情報を発信するようになっており、一つの情報に対して複数のメンバーからコメントや追加情報が寄せられるなど、所期の目的に近づいているという実感をもっている。またメンバーには、かつて日本に留学し、現在中国の大学・研究機関に所属しているものもあり、その人たちからは日本語でメールが寄せられており、本グループにとって貴重な情報源となっている。中国に関する地域情報や研究成果の出版情報については、かならずしも通常のメディアによって入手できるとは限らず、このような形で研究の基礎をつくり、質量ともに充実した中国地理研究を実現するための支援も、本グループの役割であると考えている。

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