地理学評論 Vol. 83, No. 3 2010年5月

●会長講演
地誌的記述における絶対量と相対量 谷内 達・243-247

●論 説
近世農村社会における天然痘の伝播過程 ――出羽国中津川郷を事例として―― 渡辺理絵・248-269
比喩による場所の言語的構築 大平晃久・270-287
東京および大阪における在日外国人の空間的セグリゲーションの変化 ――「オールドカマー」と「ニューカマー」間の差異に着目して―― 福本 拓・288-313

●短 報
奥羽山脈の低標高山地(福島県御霊櫃峠)にみられる「植被階状礫縞」 瀬戸真之・須江彬人・石田 武・栗下正臣・田村俊和・314-323
入力データおよび地表面パラメータの変化に対する領域気象モデルWRFの感度実験 ――夏季晴天日の関東平野を対象として―― 秋本祐子・日下博幸・324-340

●書 評
神田孝治編著:観光の空間――視点とアプローチ―― 神田孝治編著:レジャーの空間――諸相とアプローチ――(福田珠己)・341-342
R. S. イーツ著,太田陽子・吾妻 崇訳:多発する地震と社会安全 ――カリフォルニアにみる予防と対策――(堤 浩之)・342-344
太田陽子・小池一之・鎮西清高・野上道男・町田 洋・松田時彦:日本列島の地形学  (斉藤享治)・344-346

学界消息・347-349
会  告・表紙2,3 および350-352
2010年秋季学術大会のお知らせ(第2報)・表紙2