(6)中国地理研究グループ - 日本地理学会

                               活動報告:

                                                    代表者   小野寺 淳

 2022年3月の春季学術大会に合わせて予定していた研究集会をCOVID-19の感染拡大を理由に延期したが、仕切り直して2023年9月24日に秋季学術大会の会場である香川大学において対面とオンラインの併用による研究集会を開くことができた。滋賀短期大学学長の秋山元秀会員から「日中地理学会議の発足とその意義―日中地理学交流の一コマとして―」というテーマの研究発表を得て、日中間の地理学の交流において重要な役割を果たした日中地理学会議について回顧し、その意義を改めて考察した。
 2023年3月の春季学術大会(東京都立大)については、やはり対面とオンラインの併用によって研究集会を開こうと準備を進めている(3月26日(日)13時~15時)。周 柃瀚氏(広西チワン族自治区霊山県工業区管理委員会)と阿部康久会員(九州大)の両名から「改革開放初期の中国における観光業振興と中央・地方政府間の関係―広西チワン族自治区桂林市を事例として―」と題した研究発表を得て、さらに周 長山氏(広西師範大)からコメントを受けることを予定している。