(7)中国地理研究グループ - 日本地理学会

                                              代表者   小野寺 淳

2020年3月に駒澤大学で開催予定だった春季学術大会の研究グループ集会については、劉 天野氏(京都大・院)および王 天天氏(東京大・院)をお招きして最新の博士論文の成果をめぐって議論する準備を進めていたが、COVID-19の影響でそれが中止となり、その後も2020年のうちは研究グループとしての活動を休止していた。

年が明けて2021年に入り、1年前に中止をした地点から活動を再開しようとしている。来る3月13日(土)午前10時~12時にZoomを用いたオンラインの研究集会を開き、王 天天氏による「転換期中国都市における郊外の形成と住民のライフスタイル」および劉 天野氏による「中国内陸型工業都市における商業集積の形成と変容―長春市を例として―」の研究発表を予定しており、オンラインの特性を活かして、日本国内のみならず中国など国外からの参加も期待されている。また、中国における現地調査の実施が見通せない中で、当面はどのような研究活動をしていくべきか、そして当研究グループとしてもどのような方向へ踏み出すべきか、などについて意見交換をしたいと考えている。