(6)環境地理教育研究グループ - 日本地理学会

                                                   代表者   朴  恵淑 

環境地理教育研究グループ」は、地理学が環境問題への認識と理解に果たす役割を明らかにすると共にSDGs-ESDを基軸とする持続可能な社会に貢献する。2020年度の主な活動は下記の通りである。

1) The 12th IWRIS 2020において研究発表および最優秀論文賞・優秀論文賞受賞

「第12回地域イノベーション学国際ワークショップ(IWRIS 2020)」において、朴 恵淑と大学院生2名が、中国のオンライン授業に関する学生の認識調査(最優秀論文賞)および、四日市公害と天津の大気汚染(優秀論文賞)の研究発表を行い、受賞した。(2020.10.15, 三重大学)

2) アジア諸国の100大学とのサステイナブル・キャンパス・ネットワーク(ASCN)および「環境地理教育研究グループ」のCOP26でのサイドイベント開催のためのオンライン会議

イギリス・グラスゴーで開催予定(2021.11)の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)において、ASCN及び「環境地理教育研究グールプ」の活動をアピールするサイドイベント開催についてオンライン会議を2回行った。(2020.9.& 2020.11)

3) 三重大学北勢サテライト「SDGs研究会」と「環境地理教育研究グループ」との協働事業 

三重大学北勢サテライトの「SDGs研究会」と「環境地理教育研究グループ」との協働事業として、日中韓の大学生の男女共同参画に関する意識調査を行った。(2020.6) 韓国の世宗大学生(90名)、中国の南京審計大学生(93名)、三重大学生(94名)の男女共同参画に関する認識調査において、特に、男性が仕事、女性が家庭を守る考え方について、三重大学生の約30%が肯定的であったが、韓国と中国の大学生の約95%が否定的であった。

4) 中部電力(株)・三重県川越町と三重大学との連携による「エネルギー環境教育及び持続可能なまち創り懇談会」開催

中部電力(株)・三重県川越町と三重大学との連携による、SDGs-ESDの主要テーマのエネルギー環境教育について研究会及び、城田政幸川越町長と三重大学生、大学院生、留学生6名との持続可能なまち創りについて情報交流を行った。(2021.2.5, 川越電力館テラ46)