(26)サービス化と流通の地理学研究グループ - 日本地理学会

代表者 秦 洋二 

周知の通り2020年度はコロナウイルス感染拡大により、春と秋の大会が相次いで中止となった(秋季学術大会はオンライン開催)が、春季学術大会(於 駒澤大学)、では一般発表にて当研究グループのメンバーが連続で発表する、グループ発表を実施し、さらに「新しい公共」の地理学研究グループとの共催による研究集会を行う計画であった。今後も、コロナ禍におけるサービス業、流通業の動向に対してどのような地理学的アプローチが可能かの検討など、研究グループとしてさまざまな取組みを行っていきたいと考えている。

また、当グループの世話人の一人である駒木伸比古氏(愛知大)の尽力により、研究グループの情報発信Blog(アドレス http://ajg-sdgeography.seesaa.net/)において研究集会の予定や実施報告などを随時発信している。より多くの方々に当研究グループの活動を知っていただく機会になれば幸いである。

[グループ発表]2020年3月27日(金)、於 駒澤大学(開催中止)

中村 努(流通経済大):「高知県沿岸部における津波防災対策にみる共助の特徴」

秦 洋二(流通科学大):「病理診断サービスの空間特性と企業戦略―株式会社パソネットを事例に―」

阿部康久(九州大)・高  寧(九州大・院):「新興国におけるフランチャイズ・チェーンの店舗網の地域的拡大とその特徴―中国の靴チェーン大手5社を事例として―」

駒木伸比古(愛知大):「近年におけるショッピングセンターの多様化とその検討―立地とサービスの視点から―」

[研究集会](「新しい公共」の地理学研究グループとの共催)2020年3月28日(土)、於 駒澤大学(開催中止)

畠山輝雄(鳴門教育大):「市町村の広域連携による地域包括ケアシステムにおけるローカル・ガバナンス―ちちぶ定住自立圏を事例に―」