(18)少子高齢化と地域問題研究グループ - 日本地理学会

代表者   畠山 輝雄

2015年4月から2019年3月まで、科学研究費補助金 基盤研究(A)の採択を受けて「「社会保障の地理学」による地域ケアシステム構築のための研究」に取り組み、その成果を日本地理学会『英文叢書』に投稿した(著者17名、16章構成)。この書籍は、世界一の高齢社会を迎えた日本における近年の社会保障改革として、「地域包括ケアシステムの構築」と「地域共生社会の実現」に関する取組みの動向を海外に発信するものである。2020年度は、同書の編集作業を中心に活動を行った。2020年度末もしくは2021年度頭には、「Community-Based Integrated Care and the Inclusive Society」というタイトルにて発行の予定である。本年度はCovid-19の影響で大会等での研究集会を行うことはできなかったが、研究グループのWebサイトならびにメーリングリストを用いて情報発信・情報交換を行った。