(13)観光地域研究グループ - 日本地理学会

                                                          代表者   有馬 貴之

1) 2020年度研究者間の情報交換

 本年度はCOVID-19の影響を受け、研究集会等の対面式の会議は開催しなかった。その代替としてメーリングリストを主な媒体として、研究グループ登録者同士の情報交換を行った。たとえば、山口大学のZoomで行った北アリゾナ大学Alan Lew教授の講演会(12月18日)、観光政策学科のシンポジウム(有馬登壇、2月27日)の情報などを共有した。Alan Lew氏が登壇した講演会ではCOVID-19がもたらした観光意識の変化について発表がなされた。有馬が登壇した2月27日のシンポジウムでは、観光地理学におけるGIS分析の欧米の研究動向について発表した。今後も国内のみならず、海外のさまざまな研究者とのコミュニケーションや情報交換を行っていく予定である。その他、個別に、各研究者や他の研究グループ等と今後のシンポジウムの開催計画等、研究グループ自体の活動についても検討し、2021年度に備えた。