(27)地理学のアウトリーチ研究グループ - 日本地理学会

 代表者 長谷川直子

2018年度は主に以下のような活動を行った。

1) 日本地理学会の機関誌E-journal GEOに地理学のアウトリーチ特集号を企画し、巻頭言に加え9本の論文が受理され、2018年6月に公表された。

2) 研究グループのメンバーらが共著あるいは単著で一般向けの地理書籍を複数刊行した。また現在も複数の企画準備が進んでいる。

3) 2016年度・2017年度の2年で本研究グループの第1期の活動が終了したこともあり、地理学評論(2019年1月発行)のフォーラムに、活動報告と今後の展望に関する記事を掲載した。今後もこのような記事を2年毎に掲載して活動の振り返りの目安としていきたいと考えている。

4) 2019年3月の春季学術大会において、「地理学のアウトリーチのヒント」と題したシンポジウムを開催予定である。

5) 日本地理学会の学術大会の口頭発表の区分に「アウトリーチ」を作って頂くように集会委員会に依頼し、2019年3月の春季学術大会より実施された。

6) 「地理学のアウトリーチサロン」を開始した。研究グループメンバーを中心として、地理学のアウトリーチに関心のある人が月1回程度集まり、ざっくばらんに話し合う場である。テレビのプロデューサーから地理学に関する番組企画を立てたいという依頼があったため、まずは「面白い地理番組を考える」というテーマで議論をしている。


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