(14)観光地域研究グループ - 日本地理学会

代表者   フンク カロリン

 

1) 2016年度研究集会の開催

[第6回研究集会]2016年10月1日(土)、於 東北大学川内北キャンパス、参加者約25名。
震災地を対象にした観光に関する研究発表、研究グループの活動についての意見交換、IGUについての情報交換などを行った。
間中 光(和歌山大・院): 「観光を通じた災害復興」の可能性―インドネシア・ムラビ山噴火災害を事例に―」
Sebastien Penmellen Boret(東北大):The roles of memorial monument in disaster tourism

[第7回研究集会]2016年3月29日(水)、於 筑波大学筑波キャンパス、参加者約35名(予定)。
観光地理学を学ぶ学生に対する発表の場の提供、ならびに観光地理学者間で教育動向について意見交換を行うため、学生論文発表会を行う。また、研究グループの活動などについて検討する。

2016年度観光地理学系学生論文発表会

西村圭太(首都大・学):「埼玉県川越市におけるコミュニティサイクル利用観光者の観光行動特性と観光行動に影響を与える要素」
吉岡誉将(首都大・学):「サッカーファンのアウェイ訪問動機と観光行動―Jリーグクラブファンを事例として―」
田中健太(首都大・学):「西オーストラリア州・パース都市圏のMICE産業における宿泊施設の立地変化とその役割」
植手友浩(三重大・学):「愛知県名古屋市西区円頓寺界隈における観光まちづくりの展開―商店街組織の活動に着目して―」
深澤千帆(お茶の水女子大・学):「事業者の内発的なインバウンド観光振興のための地域内連携―みなかみ町の旅館と関係組織の取り組みを例に―」
小野坂知子(お茶の水女子大・学):「和歌からみたコンテンツ・ツーリズムの枠組み―歌枕の類型表現と旅の形成過程に着目して―」
下尾崎一仁(名桜大・学):「鹿児島県における産業観光としての焼酎蔵巡りの展開可能性に関する考察―焼酎事業者の見学者受け入れ態勢に着目して―」
岡田浩平(筑波大・学):「しまなみ海道開通による観光業の変遷―愛媛県大三島を事例として―」
魏 新宇(広島大・院):「観光者の情報発信による新しいコンテンツ・ツーリズム―広島県大久野島の観光ブームを例として―」

2) IGU観光レジャー部会との交流
グループの代表者が、2016年度のIGU大会プレコングレスおよびIGU大会(北京)に参加した。観光地域研究グループが「Nature based tourism in Asia」というセッションを提案したが、二つのセッションにおいて10人の発表があった。

 


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