第97巻(2024) - 日本地理学会
地理学評論 Vol. 97, No. 5 2024年 9月
●――総 説
地域レジリエンスと経路創造の進化経済地理学──立地調整論の拡張へ向けて──
外枦保大介・283-308
●――書 評
三上岳彦: 日本の気候──現在と過去(平野淳平)・309‒310
三木理史: 満鉄輸送史の研究(柴田卓巳)・311‒312
丸山浩明: アマゾン五〇〇年──植民と開発をめぐる相剋(松山 洋)・313‒314
2024 年日本地理学会秋季学術大会プログラム・315-333
学界消息・334-335
2024 年度公益社団法人日本地理学会定時総会記事・336-339
会 告・表紙2 および340-342
2025 年日本地理学会春季学術大会のお知らせ(第1 報)・表紙2
地理学評論 Vol. 97, No. 4 2024年 7月
●――論 説
「加治木のくも合戦」参加者が持つ民俗知の体系 岩月健吾・223-251
●――書 評
近藤純正:身近な気象のふしぎ(松山 洋)・252-253
渡辺悌二・白坂 蕃編著:変わりゆくパミールの自然と暮らし──持続可能な山岳社会に向けて
(渡辺和之)・254-255
M.ジェイン・G.バレンタイン・S.L.ホロウェイ著,杉山和明・二村太郎・荒又美陽・成瀬 厚訳:
アルコールと酔っぱらいの地理学──秩序ある/なき空間を読み解く
(青木隆浩)・256-257
太田陽子先生のご逝去を悼む・260‒262
地理学関係博士論文要旨(2023年度)・262-267
学界消息・268-269
日本地理学会春季学術大会および臨時総会・春季代議員会記録・270-278
会 告・表紙2,3 および279-281
2024年日本地理学会秋季学術大会のお知らせ(第3報)・表紙2,3
地理学評論 Vol. 97, No. 3 2024年 5月
●――短 報
岡山県美作市における獣害と狩猟活動
中島柚宇・73-97
陶磁器需要減少下における美濃焼産地窯元の対応
笠原茂樹・98-123
●――書 評
池田 碩:自然災害地──被災地を巡り,教訓を学ぶ.古今書院,2023年,190 p., 4,800円+税.(香川貴志)・124-125
専修大学文学部環境地理学科編:山地と人間.専修大学出版局,2023年,268 p., 2,400円+税.(松山 洋)・126-127
林 上:歴史と地理で読み解く日本の都市と川.風媒社,2024年,425 p., 2,200円+税.(香川貴志)・128-129
牛垣雄矢・稲垣 稜・小原丈明・駒木伸比古・西山弘泰・山口 晋:日本の都市百選 第1集.古今書院,2023年,190 p., 2,800円+税.(戸所 隆)・130-131
地理学評論 Vol. 97, No. 2 2024年 3月
●――論 説
地名の空間的な曖昧さによる結束の機能──千里ニュータウンにおける地域活動を事例に──
北西諒介・73-97
国土計画学者・北村徳太郎の中心地理論発見に関する一考察
杉浦芳夫・98-123
●――書 評
植村善博・関口康弘・大邑潤三:日本禹王事典.古今書院,2023年,343 p., 4,800円+税.(網島 聖)・124-125
山本晴彦:中央気象台——帝国日本の気象観測ネットワークの展開と終焉.農林統計出版,2023年,663 p., 7,000円+税.(松山 洋)・126-127
湯澤規子:「おふくろの味」幻想──誰が郷愁の味をつくったのか.光文社,2023年,277 p., 940円+税.(池田和子)・128-129
橋本雄一編:「地理総合」とGIS教育──基礎・実践・評価.古今書院,2023年,111 p., 3,200円+税.(川村 壮)・130-131
地理学評論 Vol. 97, No. 1 2024年 1月
●――総 説
熱収支気候学の発展と応用
大村 纂・1-14
●――短 報
宮城県のギンザケ養殖業経営体における生産額の増加──生産活動と出荷活動に注目して── 穂積謙吾・15-34
ザンビアの地方行政におけるチーフの役割に関する検討 原 将也・35‒49
●――書 評
Atsushi Taira and Rolf. D. Schlunze eds.: Management Geography: Asian Perspective Focusing on Japan and Surrounding Regions.Springer, 2022年,228 p., 14,299円(税込).(日野正輝)・50-51
岡 秀一・青山高義・小川 肇・梅本 亨:風よけの気候景観──暮らしを守る屋敷林・防風林.古今書院,2023年,213 p., 4,500円+税.(山川修治)・52-53
笹生心太・松橋崇史編:ホストタウン・アーカイブ──スポーツまちづくりとメガイベントの記録.青弓社,2023年,285 p., 2,600円+税.(成瀬 厚)・54-55
ロドニー・ハリソン著,木村至聖・田中英資・平井健文・森嶋俊行・山本理佳訳:文化遺産といかに向き合うのか──「対話的モデル」から考える持続可能な未来.ミネルヴァ書房,2023年,344 p., 4,500円+税.(荒又美陽)・56-58
小倉紀雄・風間真理・小泉正行:東京湾──生きものと共にみる長期的なうつりかわり.地人書館,2022年,263 p., 3,400円+税.(松山 洋)・59-60
宇井忠英:現場で熱を感じ探る 火山の仕組み.ベレ出版,2023年,304 p., 2,420円(税込).(奥野 充)・61-62
Yoshitaka Ishikawa ed.: Japanese Population Geographies I: Migration, Urban Areas, and a New Concept. Springer, 2023年,90 p., 6,434円(税込). Yoshitaka Ishikawa ed.: Japanese Population Geographies II: Minority Populations and Future Prospects. Springer, 2023年,83 p., 6,434円(税込).(江崎雄治)・63-64
伊藤達雄・鈴木康弘編著:持続的社会づくりへの提言——地理学者三代の百年.古今書院,2023年,387 p., 4,950円+税.(村山祐司)・65-66