日本地理学会試行メーリングリスト規約


  1. (名称)日本地理学会試行メーリングリストと称する。

  2. (目的)地理学関係者のコミュニケーションの増進と地理学の発展・普及のため、メーリングリストの有効性や課題を実証的に把握すること目的とする。

  3. (対象者)前項の目的を果たすため、本メーリングリストは日本地理学会員、地理学を学ぶ大学生および大学院生、地理教育関係者、広く地理学に関連する職業に従事している者、さらには地理学に関心を持つ者で、本規約に同意する者に開放する。

  4. (メーリングリスト管理者)メーリングリストの管理運営は、日本地理学会学会におけるコミュニケーション研究グループが行う。

  5. (メーリングリストの利用者登録)前項に掲げた者は、所定の方法により、氏名、所属メールアドレスを登録することにより、メーリングリストを利用できる。

  6. (機関としてのメーリングリストへの参加)日本地理学会の各種委員会および管理者が認めた組織は、機関として参加することができる。

  7. (メーリングリスト利用者の権利)メーリングリスト利用者は、メーリングリストを通じて地理学およびその関連分野に関する情報を発信し、また受け取ることができる。
     メーリングリスト利用者は、メーリングリストを通じて他のメーリングリスト利用者に対して地理学およびその関連分野に関する情報を求めることができる。(ただし、日本地理学会として回答を約束するものではない。)利用者は個人の資格で、それに対して答える/答えないことができる。
     メーリングリスト利用者は、メーリングリストを通じて地理学やその関連分野に関する議論を行うことができる。ただし、メーリングリスト利用者にとって、有益であると認められるものに限る。また、地理学のさらに細分化された専門領域に関する論、メーリングリスト利用者の一部の者を対象とする議論は、管理者により制限されることがある。

  8. (メーリングリストを通じて発信された情報の責任)メーリングリストを通じて発信された情報は、発信者が一切の責任を持つ。
    管理者は、管理者が発信する情報以外の情報に関しては、一切の責任を負わない。

  9. (目的外使用の制限)メーリングリストは、地理学関係者のコミュニケーションの増進と地理学の発展・普及以外の目的で用いてはならない。

  10. (メーリングリスト利用者の義務)メーリングリストに情報を発信する者は、氏名、所属、連絡先を明らかにしなければならない。
     メーリングリスト参加者は、メーリングリストにおいて、他人を誹謗中傷する記事を発信してはならない。
     メーリングリスト参加者は、自他ともに個人情報の保護に関し、必要な措置をとらなければならない。
     メーリングリスト参加者は、メーリングリスト上において、広く合意されたエチケット(ネチケット)を遵守しなければならない。

  11. (メ−リングリスト参加者の権利の制限および強制排除)本規約を、遵守しない参加者に対して、管理者は参加者の権利の制限あるいはメーリングリストから排除をすることができる。

  12. (メーリングリスト参加者の異議申し立て)第6項の議論の制限に不服のある者、および前項による利用制限をうけたもの、メーリングリストから排除された者は、管理者に異議申し立てをすることができる。

  13. (メーリングリストの運用に関する情報の利用)日本地理学会学会におけるコミュニケーション研究グループは、メーリングリストの有効性や課題を実証的に把握するために、メーリングリストの運用状況を調査する。また、参加者に対してアンケート等を依頼することがある。調査の結果については、日本地理学会企画専門委員会に報告するとともに、企画専門委員会を通じて公表する。

  14. (メーリングリスト管理者の業務委託)メーリングリスト管理者は、メールサーバーの機械的管理について、民間業者等に委託することができる。

  15. (メーリングリスト運用の中止)運用状況等によっては、日本地理学会におけるコミュニケーション研究グル−プの決定により運用を中止することがある。