(17)日本における亜高山・高山域の植生・環境変遷史研究グループ

代表者   安田 正次

 

1) 2016年度活動
2015年度の活動を各自発展させ、研究グループメンバーの個人活動(野外調査、研究発表、論文執筆など)を中心とした。前代表である沖津氏の死去にともない新代表を選出した。

2) 研究集会
4月に千葉大学園芸学部において沖津 進教授追悼集会を開催した。グループの今後について2017年春季学術大会研究集会で意見交換を行う予定。

3) 主な野外調査(地形地質・植生調査等)
イギリス:9月・12月(小川)、北海道猿払湿原:6月、9月、12月(百原)、長野県上高地:9月、10月(高岡)、南アルプス:4~12月(苅谷)、東京都小笠原諸島:5~7月(安田)など10件程度

4) 主な研究発表
①小川:「東アジアにおける伝統野菜スイゼンジナの産地分布と地域名」日本地理学会2016年秋季学術大会(9月)。
②Momohara, A., et al.: Paleovegetation and climatic conditions in a refugium of temperate plants in central Japan in the Last Glacial Maximum. XIV International Palynological Congress (10月).
③高岡・苅谷:「山地における地形発達過程と現存植生の中に認められる植生形成過程」日本植生史学会第31回大会(11月)。
など計15件程度。

5) 主な論文・報告

①沖津ほか 2016. ロシア極東沿海地方南部におけるチョウセンヒメバラモミ―チョウセンゴヨウー―落葉広葉樹混交林の土壌乾湿傾度に沿った分布とそれからみた日本列島中部山岳域の植生変遷.植生学会誌 33(1): 33-43.
②Momohara, A., et al. 2016. Paleovegetation and climatic conditions in a refugium of temperate plants in central Japan in the Last Glacial Maximum. Quaternary International 425: 38-48.
③苅谷ほか 2016. 東北地方南部、会津駒ヶ岳と月山火山で発見された完新世中期の十和田中掫テフラ.第四紀研究55: 237-246.
など計20件程度。

 


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